2014年5月宮古福祉保健所収容わんちゃん集計
子犬、ダックス里親募集
女の子 3か月
男の子 1歳 小型
男の子 と 女の子 どちらも3か月
男の子 1歳 小型 と 男の子 5か月 2匹
女の子 1歳
女の子 7か月
孤児のわんちゃんたちみんな子犬です。
家族としてひきとってくれる方を募集中です。
無理せず最期まで育てられるわんちゃん大好きな方、
ぜひ、面会してみてくださいませ。
みんな待ってます。
72-3501 宮古福祉保健所生活環境班
電話連絡の上、面会してみてくださいませ。
施設建物のお外で会えますので、
中に入りたくない方は、担当者の方にその旨を伝えてくださいませ。
会いたいわんちゃんをあらかじめ決めて、
わんちゃんの年齢や容姿の特徴を担当の方に説明してくださいませ。
わんちゃんを引き取ったら。。。
①市役所へ登録
②動物病院で狂犬病予防ワクチンを受けて、健康チェック。
わんちゃんには、もし、迷子になってもすぐお家に帰れるように、
外出する際には、迷子札付き首輪をつけてあげてね。
保護した人が、すぐ飼い主さんに連絡してくれるから、
保健所に行かなくてすみます。
今日から6月です。
5月の宮古福祉保健所の収容わんちゃんについてまとめてみました。
5月の宮古福祉保健所に収容されたわんちゃんは全部で25匹です。
捕獲場所と、年齢の集計結果です。
伊良部池間添え 7匹
城辺皆福 5匹
パイナガマ 3匹
添道堆肥センター 3匹
城辺比嘉 2匹
中休 1匹
城辺地下ダム 1匹
上野宮国 1匹
東平安名崎漁港 1匹
城辺保良 1匹
3か月 13匹
1歳 6匹
2歳 3匹
5か月 2匹
6か月 1匹
※捕獲場所は保健所ホームページでは全て〇〇付近という表示でしたが、付近を省略してあります。
※宮国北増原で捕獲された1歳のわんちゃんはその後引き取られたので(飼い主か、譲渡かは不明)集計結果には入れていません。
※年齢は保健所ホームページに例:6か月とはっきり表記されている場合と、6か月~7か月と表記されている場合がございます。
その場合こちらのブログでは、若い方の年齢を表記しております。
地区ごとに分けてみます。
城辺 10匹
平良 7匹
伊良部 7匹
上野 1匹
下地 0匹
伊良部の7匹は、下の写真で、親子でまとめて遺棄されたわんちゃんです。
そうすると、城辺、平良の地区は捕獲数や捕獲回数が多いのが分かります。
城辺、平良地区には、
〇放し飼いする飼い主さんが多い
〇避妊去勢していないのに交尾をしないように注意してない飼い主さんが多い
〇子犬が産まれたのに里親を探さず捨てる人が多い
〇野良わんちゃんにご飯だけあげている人が多い
〇または、その地区に捨てに来る飼い主が多い
ということになると思います。
わんちゃんたちの年齢を見てみると、犬は2歳から成犬ですので、
収容わんちゃんのほとんどが子犬ということが分かります。
このことと、私が今まで宮古島で見てきたこと、聞いたこと をあわせて考えてみました。
収容わんちゃんはどこからくるのか。。。
どんな飼い主がこの原因を作っているのか。。。
〇 放し飼いをしている飼い主(オス、メス にかかわらず)
〇 避妊手術をしていないのに、交尾をしないよう注意していないため、妊娠 → 出産。
その後、子犬の里親を探さず (または探すのを途中であきらめて) 捨てた飼い主。
〇 避妊去勢をしていないため、交尾をしないよう注意していたが、
脱走または屋外で飼育していたため放し飼いのオス犬と交尾をしてしまい、妊娠 → 出産。
その後、子犬の里親を探さず (または探すのを途中であきらめて) 捨てた飼い主。
〇 犬を飼える状況ではないのに(住環境、家族の反対、経済的なことなど)子犬を引き取ったあと、飼えきれなくなって
里親を探さず (または探すのを途中であきらめて) 捨てた飼い主。
〇 なんとなく。。。な気持ちで子犬をもらって飼い始めたため、最期まで飼う意思もなく
「大きくなったからもういらない」という理由で捨てる飼い主。
〇 犬に対する知識がなく子犬を飼い始めたため、「ダニがたくさんついている」「しつけができない」
などの理由で「飼い続けられない」と感じ、里親を探さず (または探すのを途中であきらめて) 捨てる飼い主。
宮古島福祉保健所の収容わんちゃんをなくすためには、どうすればいいのか。
〇捨てずに見つかるまで里親を探す。そのために家族、友人、親戚、職場の人たち、に協力してもらう。
広告するなら、新聞の募集コーナーへの掲載(無料)したり、 写真入りの里親募集チラシを作り
コンビニ、スーパー、ホームセンター、動物病院、個人店に協力してもらいチラシを展示する。
〇野良わんちゃんにごはんだけあげるのではなく、里親を探してあげる。
〇放し飼いをしない。
〇女の子わんちゃんの飼い主さんは、避妊手術をする。
避妊手術をしたくないなら細心の注意を払い絶対に交尾させないようにする。
〇無理してわんちゃんを飼わない。(無理してる例→△)
△持病がある
△家族の中に反対している人がいる
△家族観に問題(DV)がある
△子供や配偶者が飼いたいと言っているが自分はそうでもない
△経済的に余裕がない
△高齢である (自身や配偶者が病気や要介護になり犬を飼い続けられなくなる可能性が高い)
△住環境がペット可ではない
△自分が飼えないから一軒家をもっている親の家で飼育する
△引っ越しする可能性があって最期まで飼い続ける強い意志がない
△妊娠する可能性があって、最期まで飼い続ける強い意志がない(または、わんちゃんに問題行動が出てきたり、赤ちゃんにアレルギーがでた場合、最期まで飼い続けるのは難しい。。。という考えの方)
△大きい犬はかわいいと思えない
△うんこを毎日片付けることに苦痛を感じそう
△動物特有の匂いが苦手
△ダニを見たり、犬の毛が部屋に落ちていることに対して嫌悪感が強い
△将来、恋人や配偶者、これから同居するかもしれない家族などに反対されれば
最期まで飼い続ける強い意志はない
〇わんちゃんを飼う準備をしてから迎えること。
わんちゃんの体の事、しつけのこと、必要な予防ワクチン接種のこと、
市役所への登録が必要なことなど、知識をあらかじめ習得すること。
暮らしに必要な用具をある程度そろえること。
家をわんちゃん仕様の家に整えること。例えば、脱走しないように柵を設けたり、
かじられては困るものを片づけたり。。。など。
上記は個人的な意見ではありますが、
市役所や保健所は、放し飼いをしないよう看板をたくさん設置して呼びかけていますし、
宮古島市や県の獣医師会は避妊去勢手術に助成金を出しています。
宮古島市民から苦情がたくさん出ていて、その原因が、放し飼いと避妊去勢手術をしていない
ことにあるからではないでしょうか。
25匹のわんちゃんのうち、動物愛護センターで伝染病など病気にかからず、
人間不信にもならずに譲渡会へまわされるわんちゃんは何匹いるでしょう。
動物愛護センターホームページに記載されている譲渡会にでる、
譲渡用わんちゃんの写真を見てますが、
まだ宮古島から移送されたわんちゃんたちは載っていません。
ご存じない方はもうあまりいないと思いますが、
動物愛護センターでわんちゃんたちは安楽死させられるのではありません。
室内にガスを充満させて5分ぐらいかけて苦しみながらみんな殺されてしまいます。
税金を使ってこんな残酷なことするのはもうやめませんか?
放し飼いやめるだけで解決できます。
避妊去勢するだけで解決できます。
捨てずに新しい飼い主を探すだけで解決できます。
ご飯だけあげずに新しい飼い主を探すだけで解決できます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。